みなさんこんにちは。ナガと申します。今回はですねあの当ブログ管理人は一応、ただ有名な話でして、原作者のそんな中で続編であるそもそも一方で、そうなんですよ。もはや文句のつけようがないほどの出来栄えだったと思います。作品を未鑑賞の方はお気をつけください。良かったら最後までお付き合いください。目次雪山のオーバールックホテルでの惨劇から40年の時を経て、そんな不安と恐怖から、彼は脳内のセーフティーボックスに「彼ら」を閉じ込め、そして「彼ら」に見つからないように息をひそめて暮らしていた。そんなある日、児童を狙った誘拐事件が多発するようになり、それに伴って児童誘拐事件を引き起こしていたのは、「真の絆」と呼ばれる組織の人間であり、そして強大な「シャイニング」を覚醒させた一方の 今回監督を務めたのは、撮影には、監督の作品にこれまでにも何度か参加してきたそして劇伴音楽を担当した40年後のダニーを演じるのは、昨年のそして本作のヴィランであるより詳しい情報を知りたいという方は、映画公式サイトへどうぞ！(C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.その経緯は冒頭にも書きましたが、その結果として、特に終盤のオーバールックホテルでの展開は、これが本作、というのも原作のここが大きな違いとして存在するからこそ、映画版しかし、キューブリック的な要素と言えば、もちろん原作には描写の無い有名な双子の女児であったり、237号室の浴槽の裸女、そして極めつけは迷宮のような庭園ですよね。映画それが顕著だったのが、やはりバーのシーンでして、この一連のシーンにおいては原作の名言でありながら、映画版では抜け落ちていたまた、原作では原作のそういった原作には確かに存在していたさらにラストシーンでは、一方で原作の段階ではホラー感が全くもって感じられない原作では、明らかに「真の絆」のメンバーたちはしかも映画版では原作ではヴィランたる「真の絆」も弱々しく、誰も死なず、銃撃戦的な緊迫感もなく、キングらしいと言えばキングらしい緩い作劇なので、正直かなり退屈さを感じてしまいました。そして音響的な面や、撮影の面でもキューブリックの映画文法をある程度踏襲しつつも、キングらしさを取り戻そうとするアプローチを見せ、まさに「良いとこどり」をしたなという印象です。そこが個人的にもモヤモヤしているところでして、次の章で語っていきたいと思います。その点では、アプローチは明確であり、映画と原作の中道を進み、最後はキングの解釈に着地させたわけです。しかし、もちろん先ほども述べた通りで、本作は映画としては非常に優れていますし、キング原作映画の中でも上位に来る出来栄えです。例えば、これは真実かと言うとそうではなくて、とりわけ主人公を没個性化することで、物語に普遍性をもたらしたのが前者であり、そして人物を掘り下げないことで恐怖感と狂気を増幅させたのが後者でした。そこにこそ、彼の信念と映画文法が詰まっていたといっても過言ではありません。しかし、ジャックとだからこそ、今回のあの双子たちは何だったのか、237号室の浴槽の老婆は何者だったのかという、あとはやはりジャックとあえてキューブリック版には触れずに、本作のラストでは、死したこの言葉が原作と映画の決定的な溝になったといっても過言ではないですが、映画版の持つ根源的な恐怖はここに起因しているとも捉えられます。しかし、 (C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.そもそもの売れない小説家という設定は、まだヒット作を出していない頃に苦しんでいた自分の投影であり、そしてアルコールに溺れていくという設定も、彼自身がアルコール依存症だったことに起因します。しかし、そこからの彼の人生はジャック・トランスからある種乖離していく方向へ進んでいきます。ジャックが家族と決別し、アルコールに溺れるを選んだのに対して、そして、その後の彼の人生の物語が今作本作のしかし、彼は懸命にそれを克服しようと努力を続けたわけですね。（『ドクタースリープ』下巻あとがきより）それこそが、また、原作と映画版において大きく異なるのが、というのも原作では、マーク・トランスという男がつまり映画版では、一部彼女が暴力的な気質を秘めていることを仄めかす描写こそ残されていますが、明確に彼女がただ、これによって物語そのものの普遍性は増したのではないかという風に感じます。というよもいかがだったでしょうか。今回は本作は、とにかくおそらくただ、私もそう思っていたんですが、（『ドクタースリープ』下巻あとがきより）ということで、原作者のスタンスがこうである以上、ただ、そうであればキューブリックの映画版に触れないで欲しかった・・・。作品としては素晴らしいことは何度も強調しておきますが、私はどうしてもこの映画が受け入れがたいというより、映画『シャイニング』を見ていた時の高揚感と緊迫感、恐怖感を根こそぎ奪われてしまったようなそんな感触があります。今回も読んでくださった方、ありがとうございました。 【ネタバレあり】『IT イット THE END』解説・考察：原作を大胆に解釈し、描いたルーザーズクラブの第2章！【ネタバレあり】『インザトールグラス』解説・考察：暴力の連鎖へと導く「モノリス」からの解脱【ネタバレ】映画『ダークタワー』感想・解説：キング映画のモチーフが隠れてますね！【ネタバレあり】『IT/イット それが見えたら終わり』解説・考察：ペニーワイズの正体を考えるこの記事が気に入ったら最新記事をお届けします。©Copyright2020 「シャイニング」が好きな人は絶対に見てはいけない、ファンを舐め腐った低レベルホラー。今見てる光景は実はビジョンでした！というカットの連続でイライラさせられます。11点（100満点）ドクター・スリープのあらすじオーバールック・ホテルでの悪夢の 「ドクター・スリープ」のあらすじ（ネタバレあり）や、作品紹介、感想をご紹介しています。 冬季閉鎖中のホテルで、40年前に起こった惨劇を生き残り、ホスピスで働くダニー。 ダニーの周りで児童ばかりを狙った不可解な、連続殺害事件が起こるようになります。 映画『ドクター・スリープ』の感想＆考察です。前半はネタバレなし、後半からネタバレありとなっています。 原題：Doctor Sleep 製作国：アメリカ（2019年） 日本公開日：2019年11月29日 監督：マイク … 映画『ドクター・スリープ』が2019年11月29日（金）に公開されます。 スティーヴン・キングの同名小説が原作で、同じくスティーヴン・キングの 『シャイニング』の続編で40年後の世界を描いた作品です … 【ネタバレ】映画ドクター・スリープの結末は納得できる？原作者スティーブン・キングが認めた理由と、前作「シャイニング」からの続編だと感じるには訳があった！前作を見た人と見ていない人で感想が大きく異なる意 『ドクタースリープ』解説・考察（ネタバレあり） キングとキューブリックの中道を攻めた天才の所業 (c)2019 warner bros. entertainment inc. 『ドクタースリープ』 は正直に申し上げて、期待している人は少なかったのではないかと思うほどに無謀な続編でした。 映画「ドクタースリープ」のネタバレと感想・評価とは？カリスマ性の強い前作の繋がりがファンを期待させる反面、期待値が高まった中で評価はどうなのか気になりますよね。実際に見た人の感想を含めてドクタースリープのネタバレをご紹介します。
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