全米公開後、低予算ながら初登場No.1でオープニング成績5,000万ドルという数字を叩き出し、累計興行収入も『ドント・ブリーズ』『ゲット・アウト』など近年のホラー話題作を軽々超え、更には『レディ・プレイヤー1』『グレイテスト・ショーマン』などをも超える成績を記録。 「ドント・ブリーズ」が屋内だけなのに対して、「クワイエット・プレイス」は世界規模で音を立ててはいけない。 終盤になれば屋内の抗争のみになるのは残念だが、この設定がこの映画の根源として「音のない世界」を演出している。
「イット」を越えた！とか「ゲット・アウト」を越えた！とか、期待値高まる。 クワイエット・プレイス 釘を、釘を・・・ 今年一番楽しみだった映画です。 予告で多くを語らない場合は本編でびっくりできる。 さて、その結果はどうだったのでしょうか。 ストーリー 説明 感想 ①家族の映画 ②長所こそ短所、短所こそ長所 ③心音は？心… 映画「クワイエット・プレイス」のレビュー及び感想です。さて、本作のテーマと同様だが何が異なるかと言えばスケール感である。「その時間だけ音を立ててはいけない」のではなく「生きている間はずっと」音を立ててはいけないのだ。敵だけではなく、「音＝敵」として恐怖を表現することに極めた手法で、観る側を飽きさせない。そして家族は音を立てず、協力し、普段の生活を取り戻していく。これだけなら大変面白い映画なのだが、いかんせん設定がガバガバで突っ込むところが多い。映画好きや一部の映画マニアには、このこだわりが分かる私スゲー的な立ち位置で評判は良いかもしれない。恐怖には音がつきものという設定を壊し、静寂さの中に恐怖を生み出す試みが新しく、そこは良い。わざとこういった伏線や矛盾を残して次回に活かす、というのであれば次回に向けての巧みな宣伝と言えるだろう。いずれにせよ、次回作は期待せずにも観たい作品ではある。 後半になると、子どもを孕み出産する準備をすることで物語が進む。要するに監督は一番騒音に苦しむのは、結局は人間が生まれることであり。この生物は「人間を生み出す」ことを食い止める、つまり人類を滅亡させるのに特化したものなのだ―ということなのだろう。しかしながら、音を意図的に出し続ける対策や（川に住めば良いのでは）、そもそも弱体化しショットガンで殺められる程の強度のモンスターであれば、それこそ武力を持って壊滅させられることは十分可能である。周波数をマイクで増幅させハウジングで弱らせるとか、マイクで増幅とか思わず笑ってしまった。監督はマサチューセッツ卒。 全米公開後、低予算ながら初登場No.1でオープニング成績5,000万ドルという数字を叩き出し、累計興行収入も『ドント・ブリーズ』『ゲット・アウト』など近年のホラー話題作を軽々超え、更には『レディ・プレイヤー１』『グレイテスト・ショーマン』などをも超える成績を記録。2018年度のオリジナル作品No.1大ヒット※1となっている。米映画批評サイト「ロッテン・トマト」では驚異の“95%Fresh”と大絶賛され※2、90分間“呼吸の音さえ恐怖に変わる”劇場の緊張感が、新たなホラー映画体験だと著名人からのSNSでの口コミも殺到した。主演エヴリン役は『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のハリウッドきっての実力派女優、エミリー・ブラント。その夫・リー役には、実生活でも彼女の夫である『プロミスト・ランド』のジョン・クラシンスキーが監督も務める。製作には『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイが付き、『テキサス・チェーンソー』『13日の金曜日』『エルム街の悪夢』など伝説的な名作ホラーのリメイクが絶賛された製作会社プラチナム・デューンズ品質のお墨付きだ。この“沈黙”の恐怖に、観る者すべてが閉じ込められる―――。※1：BOX OFFICE MOJO調べ ※2：Rotten Tomatoes調べ音に反応し人間を襲う“何か”によって荒廃した世界で、生き残った１組の家族がいた。 1979年10月20日、アメリカ、マサチューセッツ州ニュートン生まれ。クラシンスキーは映画やテレビの観客を魅了する俳優・脚本家・監督として、その才能が注目されてきた。本作では監督、共同脚本、製作総指揮、そして主演を務めた。 1983年2月23日、イギリス、ロンドン生まれ。ゴールデングローブ賞を獲得した経験を持つ女優エミリー・ブラントは、優れた表現で多様な演技を披露し、現在最もオファーが殺到する女優のひとりである。2018年の後半には、1964年の名作映画『メリー・ポピンズ』の続編となる『Mary Poppins Returns（原題）』に出演する。リン＝マヌエル・ミランダと共演し、ブラントは主人公メリー役を務める。ロブ・マーシャルが監督する本作は、2018年12月25日にディズニー配給でアメリカ公開予定。 ミリセント・シモンズはアメリカ全国規模で担当が探し回った末、アマゾン配給の『ワンダーストラック』（17）でローズ役に抜擢され、ジュリアン・ムーアらと共演した。この優れた作品は、1920年代と1970年代に生きる二人の子供を主人公とし、ニューヨークへと向かうそれぞれの旅が重なり合っていく。1920年代のパートがサイレント映画として撮影されているのは、時代考証のみならずローズが聴覚障がいの設定だったためである。シモンズ本人も聴覚障がいを持ち、アメリカ手話を使ってコミュニケーションをとっている。トッド・ヘインズが監督した同作品は、カンヌ映画祭で上映されパルム・ドールを争い、第55回ニューヨーク映画祭でもメインのセンターピース作品として上映された。ローズ役の優れた演技により、2017年の放送映画批評家協会賞で最優秀若手男優／女優部門にノミネートされた。 2005年2月25日、イギリス、ロンドン生まれ。ジュプはこれまでにジョージ・クルーニーが監督した『サバービコン 仮面を被った街』（17）に出演し、マット・デイモンと共演している。同作品は2017年のトロント国際映画祭やヴェネツィア国際映画祭で上映された。ライオンズゲート配給の『ワンダー 君は太陽』（17）にも出演し、ジェイコブ・トレンブレイとジュリア・ロバーツらと共演。2018年の冬にはウィル・フェレルやジョン・Ｃ・ライリーらと共に『Holmes And Watson（原題）』に出演する。トム・ヒドルストンやヒュー・ローリーらと、BBCのテレビドラマ「ナイト・マネジャー」（16） にも出演した。映画評論家ご家族そろって観に行って、映画コメンテーター放送作家映画ライター劇中の家族と同じく、これほど上映中に緊張する映画はない！作家・ジャーナリスト登場人物わずか6人、そしてミニマルの極致のような物語。なのに映画監督（『呪怨』）ドキュメンタリー監督作家（「DINER ダイナー」）作家漫画家 （「富江」シリーズ）オカルト研究家日本には言霊・音霊と言う概念があり、AV女優ひらめきも絶え間ない手作業も。冷静さも愛も情熱も。ラッパー「びっくりした！」と「やってもうた…」 1965年2月17日、アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。23歳にしてプロの監督となり、25歳までに第一線のCM監督として知られるようになった。 二人は2001年にマイケル・ベイをパートナーとしてプラチナム・デューンズを設立。新進の監督たちへ機会を与えることを目的として設立された同社は、世界中の観客に向けて多くない予算で商業的に維持可能な映画を作ることを理念としている。現在は同社の17作目と18作目となる作品を製作中。パラマウント・ピクチャーズとのファーストルック契約を2019年まで延長した。 1978年3月20日、デンマーク生まれ。直近では、ジェシカ・チャステインが主演するアーロン・ソーキンの監督デビュー作『モリーズ・ゲーム』（17）で撮影を担当した。彼女は他にも、デンゼル・ワシントンとヴィオラ・デイヴィスが主演しアカデミー賞®を受賞したデンゼル監督の『フェンス』（16・未）や、エミリー・ブラントが出演するテイト・テイラー監督のミステリー『ガール・オン・ザ・トレイン』（16）などでも撮影監督を務めた。それ以前には、キャリー・マリガン主演、トマス・ヴィンターベア監督の『遥か群衆を離れて』（15・未）に参加している。 1956年4月1日、アメリカ、カリフォルニア州サクラメント生まれ。ビークロフトはキャリアを通じて、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』（90）のプロダクションデザインでアカデミー賞®にノミネート、MoMA賞に3度、クリオ賞に1度、全米美術監督組合賞に5度ノミネートされ、全米美術監督組合賞のCM部門でデザイナー・オブ・ザ・イヤーを2度獲得するなど、数々の受賞歴やノミネート歴を持っている。これまでにはデヴィッド・フィンチャー監督の『ゲーム』（97）、テリー・ギリアム監督の『12モンキーズ』（95）、マイケル・ベイ監督の『トランスフォーマー／ロストエイジ』（14）、『13時間 ベンガジの秘密の兵士』（16・未）、『トランスフォーマー／最後の騎士王』（17）などを担当した。 本作ではジョン・クラシンスキーとの仕事を大いに楽しんだテレフセンは、1980年代後半のニューヨークでインディペンデント映画からキャリアをスタートさせ、ホイット・スティルマン監督のアカデミー賞®ノミネート作『メトロポリタン』（90）の仕事で注目を集めた。彼はその他にも同監督の『バルセロナの恋人たち』（94）や、ウェイン・ワン監督の『ブルー・イン・ザ・フェイス』（95）、ラリー・クラークの物議を醸した初監督作『KIDS／キッズ』（95）、デヴィッド・Ｏ・ラッセル監督のコメディ『アメリカの災難』（96）なども編集している。ミロス・フォアマン監督の『ラリー・フリント』（96）では、初めてメジャー映画会社の長編作品を担当した。インディーズ映画とメジャー作品のどちらも手がけてきた彼は、ハーモニー・コリン監督のカルト的な人気を誇る『ガンモ』（97）やウェイン・ワン監督の『チャイニーズ・ボックス』（97）、それからハロルド・ライミス監督の『アナライズ・ミー』（99）の編集を務めた。後者の映画では、エディ賞にノミネートされた。ロンドンでは、『バースデイ・ガール』（02）や『チェンジング・レーン』（02）などを担当している。『マン・オン・ザ・ムーン』（99）でもエディ賞にノミネートされた。その他の担当作にはロバート・ベントン監督の『白いカラス』（03）、M・ナイト・シャマラン監督の『ヴィレッジ』（04）、アカデミー賞®を受賞した『カポーティ』（05）、『フェア・ゲーム』（10）、『トゥルー・ストーリー』（15・未）、『クライム・ヒート』（14・未）などがある。 1966年10月7日、アメリカ、ニューヨーク生まれ。ベルトラミは『3時10分、決断のとき』（07）や『ハート・ロッカー』（08）での印象的な音楽でアカデミー賞®にノミネート経験を持つ。これまでには『ダイ・ハード4.0』（07）、『ターミネーター3』（03）、『アイ,ロボット』（04）や「スクリーム」シリーズなどの人気映画を手がけてきた。その他の担当作品にはトミー・リー・ジョーンズ監督の『ミッション・ワイルド』（14・未）、サミット・エンターテインメント配給のゾンビ・コメディ『ウォーム・ボディーズ』（13）、ブルース・ウィリスの人気アクションシリーズの最新作『ダイ・ハード／ラスト・デイ』（12）、ポン・ジュノが監督しクリス・エヴァンスが出演する『スノーピアサー』（13）、ブラッド・ピット主演のパニック・アクション『ワールド・ウォー Ｚ』（13）、ジェームズ・マンゴールド監督の『ウルヴァリン：SAMURAI』（13）、名作ホラーのリメイク『キャリー』（13）、ジョシュ・トランクが監督を務めたリブート版の『ファンタスティック・フォー』（15）、コロンビア・ピクチャーズが配給し、セス・ローゲンやジョセフ・ゴードン＝レヴィットらが出演したコメディ『ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー』（15）などがある。直近ではジェームズ・マンゴールド監督、ヒュー・ジャックマン出演、20世紀フォックス配給の『LOGAN／ローガン』（17）、ブレイク・ライヴリー主演の『ロスト・バケーション』（16）、そしてユニバーサル・ピクチャーズ配給、マイケル・ファスベンダー主演のクライムサスペンス『The Snowman（原題）』（17）にも参加している。 1981年に『スター・トレック２／カーンの逆襲』（82）のカメラ・オペレーターとしてインダストリアル・ライト&マジックに入社。1985年、ファーラーは『コクーン』（85）でアカデミー視覚効果賞を受賞し、2年後には『ロジャー・ラビット』（88）の視覚効果スーパーバイザーに起用された。監督たちのヴィジョンを視覚化する優れた能力により、ファーラーは『バックドラフト』（91）、『A.I.』（01）、『ナルニア国物語／第１章：ライオンと魔女』（05）などでアカデミー賞®にノミネートされた。さらに彼にとってのブレイクスルーとなった『A.I.』と未来的な世界を作り上げた『マイノリティ・リポート』（02）では英国アカデミー賞にノミネートされた。2007年には、『トランスフォーマー』（07）でアカデミー視覚効果賞にノミネートされた。 南カリフォルニアに生まれ育ったマークは、初め航空宇宙科学の研究開発の仕事に就いた。会社が別の州へ移ることを機に、自分が情熱を傾けていた世界へと進むべく新たな道を模索し始めた。1993年に小道具店で働き始め、2年後には技術者の組合「ローカル44」のメンバーにもなった。『パイレーツ・オブ・カリビアン／ワールド・エンド』（07）では初めて特殊効果コーディネーターを務めた。彼のキャリアのハイライトは、1.3秒に120発もの放たれる砲撃とウルトラスローの砲弾のなかでベケット卿が死ぬ「パイレーツ」の有名なシーンや、「ターミネーター」作品のなかで大型のバスをひっくり返すシーンだ。 1976年4月20日、カナダ生まれ。オコナーは「スター・ウォーズ」や「インディ・ジョーンズ」シリーズに刺激を受け、若い頃からアニメーターとして作品に魔法をかけて映画界に関わっていきたいと考えていた。 1962年10月21日、アメリカ、カリフォルニア州生まれ。ヴァン・ダー・リンはスカイウォーカー・サウンドでキャリアをスタートさせた。キャリア初期の大きな仕事といえば『ターミネーター2』（91）で、彼は音響編集を担当し、アカデミー音響編集賞を受賞した。その後数年で音響の腕を磨き続けながら、アカデミー音響編集賞を獲得した『タイタニック』（97）、『プライベート・ライアン』（98）、『パール・ハーバー』（01） などを筆頭に数多くの作品で音響編集者やサウンド・デザイナーたちと仕事して、アクションのなかの静寂の重要性を学んでいった。 1976年9月16日、アメリカ、カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。アーダールはサンフランシスコ・ベイエリアで育ち、現在はロサンゼルスで暮らし、働いている。20世紀フォックスでフリーランスの音響編集者として働き始め、『X-MEN2』（03）などの映画を手がけた。『アイ,ロボット』（04）や『スーパーマン リターンズ』（06）などのサウンド・デザインを担当する一方で、南カリフォルニア大学の映画芸術学部でも教え、『ワルキューレ』（08）やテレンス・マリック監督の『ツリー・オブ・ライフ』（11）では音響制作スーパーバイザーを務めた。 ニューヨークに拠点を置くサウンド・ミキサーで、過去25年にわたってメジャー映画やテレビ番組の製作に携わってきた。75以上の作品に参加し、キャリアを通じて業界最高峰のクリエイターたちと仕事をした経験を持つ。2017年にはプライムタイム・エミー賞にノミネートされ、現在はHBOのコメディ「Crashing（原題）」（2017〜）を担当している。 1997年にスカイウォーカー・サウンドのチームに参加したサウンド・デザイナーおよびリレコーディング・ミキサー。サウサリートにある名高いプラント・スタジオで働きながらサンフランシスコ州立大学を卒業した（フリートウッド・マックの『噂』や、スティーヴィー・ワンダーの『キー・オブ・ライフ』の収録曲がプラント・スタジオで収録された）。彼は複数の楽器を演奏することもでき、バンドと共にアメリカやヨーロッパを回った経験も持つ。これまでには『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』（06）、『ショートバス』（06）、『テイク・シェルター』（11）、『MUD マッド』（12）、『ネバーランド』（04）、『ザ・ウォーク』（15）、『クリード チャンプを継ぐ男』（15）、『怪盗グルーのミニオン大脱走』（17）などを担当した。2014年には、Ｊ・Ｃ・チャンダー監督の『オール・イズ・ロスト ～最後の手紙～』で英国アカデミー賞音響賞にノミネートされた。最近ではライアン・クーグラー監督の『ブラックパンサー』（18）のミックスを手がけた。 ロフラーは、アメリカ各地の舞台、映画、テレビの世界でセット・デコレーターやデザイナーとして20年の経験を持つ。2014年には、『アメリカン・ハッスル』（13）がアカデミー美術賞にノミネートされた。英国アカデミー賞にも2014年に『アメリカン・ハッスル』で、2016年には『キャロル』（15）でノミネートされた。HBOのテレビシリーズ「GIRLS／ガールズ」（12〜17）や映画『ジョイ』（15・未）の仕事ぶりが評価され、美術監督組合からも表彰された。
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