お菓子作り、ご当地料理、漫画再現飯が好き。 4.1 漫画 ... 1500円の本が1冊売れたら150円が自分の元に入ってくる計算ができます。 この本が10冊売れたら1500円、100冊売れたら15000円、1000冊売れたら150000円…数字にしてみると始めたばかりの人にはなかなか厳しいことや効率の悪さを感じられるのではないでしょうか。 でもこの10 ONE PIECE 漫画の印税はどうやって決められているのかご存知ですか?謎に包まれることが多い印税について詳しく紹介していきます。また単行本と月刊誌・週刊誌の収入源の違いについても説明していますので、漫画家を目指している方は参考にしてみてくださいね。 単行本・コミックの印税はおおむね10%程度です。 発行部数x(定価x10%)が印税収入となります。 仮に100万部が売れた場合 1冊400円の10%の40円x100万部=4000万円 という計算になりま … 先週、電子書籍コミックス周りのニュースがポンポンと流れてきました。元花ゆめ編集長が独立して新会社を立ち上げた話① 猪狩そよ子さんの投稿は、その下のCOMPASSという漫画のプロデュース&エージェント会社COMPASSの紹介ですね。マンガ図書館Zは言わずとしれた漫画家の赤松健さんが運営するWebサービスですが、自社サービスへの漫画配信だけでなく、このタイミングで配信代行事業を始めたとのこと。COMPASSについては、元白泉社の花とゆめ編集長だった石原さんが独立・立ち上げた会社です。こちらの会社では、漫画家さんのエージェント(作品作り含め)をやりつつ電子書籍の配信代行(デジタル出版代行)まで行うという、ワンストップでサービス提供を目指しているようです。元講談社・デザート編集長だった鈴木重毅さんが独立して立ち上げたスピカワークスしかり、それぞれ出自や細かい事業内容は違えど、漫画業界の今後の発展を考えると、こうした動きはもっと活発になってほしいです。同業が増えることで競争原理が働き、サービスの健全化が促進され、漫画家にとってより良いサービスになるからです。では、漫画家は電子書籍配信代行のサービスを利用する時にどこを見て選べばよいかについて見ていきたいと思います。この話をする前に、僕自身の立場とこのnoteにおけるスタンスについて表明したいと思います。僕が役員を務める会社、ナンバーナインでは1年前から電子書籍コミックスの配信代行サービスを展開しています。本来であればうちのサービスが一番いいよ!と言いたいところです(素直にそう思っています)が、この「令和時代の漫画家たちはどう生きるか」というマガジンのスタンスとしては、加えて、自分の知っている情報、事実をベースに書く。憶測や想像で書かない、ということも心掛けています。なので、「お前の記事間違ってんで」とか「めちゃくちゃバイアスあるやんけ」とかそういった事があればぜひお知らせください。さて、ここからが本題です。結論から言うと、漫画家が電子書籍配信代行を利用する際に見るべきポイントは、最初の3つはシンプルで、「電子書籍の品質」は「電子書籍化したデータの綺麗さ」で比較でき、「配信ストア数」は「配信可能なストアの数」で比較でき、「プロモーション」は「どれくらいの頻度でセールやキャンペーンをするか」で比較できます。品質は世に出ている漫画データを見れば分かるし、配信ストア数は公表している会社が多いので、それを参考にします。プロモーションはちょっと難しいですが、各社の公式アカウントを見てみたりすると発信頻度などで分かることもありますね。また、少し複雑なのが、最後の還元料率の部分です。電子書籍はひたすらにややこしい。そこで今回は、漫画家が電子書籍配信代行サービスを利用する時に気になるであろう、「還元料率」について少し解説してみたいと思います。電子書籍の世界では料率と言われることが多いですが、紙の本でいうところの印税ですね。販売していたのが紙だけだった時代は、発行部数×単価×印税率(10%前後)の計算式のみで算出されていましたが、電子書籍ではそう簡単にいきません。なぜなら、電子書籍ストアのビジネスモデルが復数存在するからです。最近では出版社さんの電子書籍の料率については、「版元に入金された金額の25%」とかそういう計算式が主流のようですね。要するに販売価格に対して10%前後、という感じです。今の電子書籍ストアのビジネスモデルは大きく分けて4つくらいでしょうか。1は紙の単行本と同じなので説明も不要ですね。2は、一話ごとに課金する仕組みで、ピッコマさんが始めた業界的には新しいビジネスモデルです。3はKindle Unlimitedのような月額定額で対象作品が読み放題のサービス。4は読者は無料で読めるが、作家には広告料として収益が還元される仕組みです。これに加え、電子書籍の世界では○巻無料や○%割引キャンペーンを定期的に行うことで売上の最大化を実現するため、このように、ビジネスモデルが多様化することによって、発行部数単位で分配されていた「印税」という概念も再定義が必要になり、登場したのが還元料率という考え方ではないかと思っています。そもそも、印税という言葉自体が「もとは著作権使用料と引き換えた著者検印紙を書籍に貼り付けて販売したもので、その態様から印紙税になぞらえて印税と呼ばれるようになった(作家に還元する料率が何%なのか。これについては各社考え方が違うと思うので、今回はナンバーナインを例に説明してみます。ナンバーナインの作家さんに還元する料率については、「ストア売上に対する料率」と、「会社への入金額に対する料率」の二つの考え方があります。そのため、一口に「還元料率○○%」と言っても、「何に対しての料率か」によって漫画家に還元される金額は変ります。ナンバーナインでは、ちなみに、料率をオープンにしている会社は意外と少なくて、弊社と電書バトさんくらいでしょうか?みんなもっとオープンにしたらいいのに。先程の最大料率について、具体的に計算してみましょう。例えば一方で、同じ電子書籍がその他のストアで1冊売れたとしたら、500円からストア、取次、そしてアプリの場合はAppleやGoogleの上代(売上の30%)にマージンを抜かれます。諸々のマージンを抜かれてナンバーナインに入金される金額から最大80%ということになるので、例えば話売りや広告配信については、多くのストアは「今月は○万円くらいの収益です」と一括で提示されるため、その月のナンバーナイン入金額のうちの80%を漫画家に還元しています。この弊社入金額のパーセンテージが、ストアや取次によって微妙に異なってくるため、一律で「弊社入金額から80%を還元します」ということにしているのです。雑にまとめると、ナンバーナインに漫画を預けた場合、印税換算で最大30%近くが漫画家の収益になりますね。これくらいのイメージで理解してもらっていれば問題ないと思います。ここで、「出版社は10%しか印税くれないのにやべーな!!!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、最近はSNSで叩かれることも少なくない出版社ですが、やはり0→1でオリジナルコンテンツを作る作業って、本当に大変なのです(だからといって漫画家に横柄な態度をとったり、理不尽な圧力をかける理由にはならないのですが)。逆に、慣れないお金の話に混乱してきた方もいらっしゃるかもしれません。僕もテキストで書いてみて改めて「複雑やなー」と思いました。分かりやすく解説する、といっておきながら分かりづらかったらすみません。配信可否についてはストアが決定権を持つためすべての作品がすべてのストアに配信できているわけではありませんが(これはどの配信代行サービスも同じ)、弊社が扱っているストアは、170以上(2019年7月時点)あります。すべてのストアの売上詳細を漫画家さんが把握しようとするのは流石に無理があるだろうなぁと思ったりもしますし、だいたい分かっていれば十分だとも思っています。(加えて、細かい分配比率については弊社の都合で勝手に開示できません)おさらいをします。僕が漫画家で、未電子化作品をどこかの会社にお願いする場合は、また、個人的には「還元料率」よりも重要だと思っているものが一つあるのですが、ここから先は、電子書籍配信代行サービスを一年間提供してきて感じていることを書くので、有料とさせていただきます。ここまでの情報だけでもかなり有益だと思うので、その先については興味がある方だけ覗いてみてください。そして最後に、僕は
雑にまとめると、ナンバーナインに漫画を預けた場合、印税換算で最大30%近くが漫画家の収益になりますね。これくらいのイメージで理解してもらっていれば問題ないと思います。ここで、「出版社は10%しか印税くれないのにやべーな!!!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、 電子書籍市場が紙のコミックス(単行本)市場の売上を上回り、目下大転換点を迎える漫画業界において、漫画家が知るべき情報や考え方について書いたnoteをまとめていきます。 累計発行部数は6000万部超! 6000万部 × 42円 = 25億2000万円!! BLEACH 単行本の印税. およそ3億6000万円もの印税収入が又吉さんのもとに入ることになります。 雑にまとめると、ナンバーナインに漫画を預けた場合、印税換算で最大30%近くが漫画家の収益になりますね。これくらいのイメージで理解してもらっていれば問題ないと思います。ここで、「出版社は10%しか印税くれないのにやべーな!!!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、 HUNTER×HUNTER. こちら葛飾区亀有公園前派出所 漫画の場合、単行本の印税は10%となっています。 江川先生の場合、「まじかるタルるートくん」連載当時の漫画が1冊359円でした。 つまり1冊ごとに35.9円が漫画家さんに入る計算になります。 漫画の単行本の印税.
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